| YNDI HALDA | BACK TO MAIN |
| 古代アイスランドの詩集の一節から、その名をあやかったUKはケント出身の5人組、Yndi Halda。 ・君達の作品を一聴して、クラシックの影響を強く感じたんだけど、メンバーはそれぞれクラシックを通過してきたの? ジェームス(以下J):「オーケストラに所属した経験があるのはダン一人だけど、残りのメンバーも全員がアカデミックな場でクラシックを勉強してきたよ。特にHenryk Gorecki、Arvo Part、Shostakovich、Steve Reichあたりの現代音楽家から強い影響を受けているな。俺達はみんな同じ村で生まれ、同じ学校に通って、早い時期から一緒に音楽活動をしてきたんだ」 ・そんな繋がりの強さが、オリジナリティのある楽曲を生んでるのかな。 J:「そうだと思う。長い間一緒にやってきたおかげで、曲を作る上でより強固なコミュニケーションが取れるようになったんだ。それに、俺達はほとんどの楽器を独学で覚えてきたから、自分達のスタイルがはっきりしているんだね。俺はCANの"Tago Mago"を聴いて、音楽とは自分の本能を信じて、自分の好きなようにプレイすることが大切なんだってことを学んだんだ」 ・具体的には、どうやって曲を作ってるの? J:「誰かが持ち込んだアイデアをみんなで寄ってたかって叩き壊し、新しい服を着せていくんだ(笑)。今回のアルバムの録音は、去年の夏に農家の納屋で全て一発録りした。その後、一夏かけてミックスとマスタリング、オーバーダブを施したんだ。"we flood empty lakes"に入ってる雨の音とか、フルートやクラリネットのパートをね。この作業は、当時ベーシストだったDaniel Lovegrove("Dialect"名義でスタジオミュージシャンとしても参加)が手掛けてくれたんだけど、彼が持ち込んだパソコンとケーブルだけで納屋がいっぱいになっちゃったんだ! 他にも、隣の修理工場のオヤジの苦情で夕方5時から朝方までしか作業できなかったり、明け方に納屋を出た俺達をパトカーが追いかけてきてしつこく職務質問したりと、このアルバムに関してはエピソードが尽きないよ(笑)」 ・セルフリリースにも関わらず、decoymusic.comの投票で前のEPが年間2位になって以来、世界中のインスト・ファンが君達のアルバムを待っていたよ。 J:「嬉しいね。俺達の元には日本やロシア、メキシコからもメールが来てて、まさに音楽の世界性を実感している最中だよ。俺達は草原や湖、森に囲まれた環境で楽曲を作っているけど、音楽はその空気感や感情を乗せて国境を越えることのできる素晴らしい表現手段だと思うんだ。俺達のバンド名の意味“永遠の悦楽を味わう”ということをみんなに体感してもらいたいね!」 |